Office Guriの諸橋直子です。
愛犬の体質を「気・血・水」で見た体質チェック。もし以下の項目に当てはまる物が多い場合、あなたの愛犬は「気滞(きたい)」の状態になっている可能性があります。
- お腹にガスがたまりがち
- げっぷやおならの回数が増えた
- ストレスがかかり、イライラしている
- 睡眠がしっかりとれておらず、眠りが浅い
これは薬膳の視点でみると「気」の循環が阻害され、体の中の代謝活動がスムーズにいかず、体が不快感を感じている状態です。
特に「ストレス」に長時間さらされるなど、負荷がかかる状態が長く続くとこの「気滞」の状態に陥りやすいと薬膳では考えています。
この場合、根本原因担っているストレスは何か?という視点でまず犬の生活環境を考えて見る必要があります。引越しなどで住環境が変わることがストレスになる場合もありますし、新しい犬を迎えた、進学や就職などで仲の良かった家族が家を出ることになったなど、家族の出入りにストレスを感じる場合もあります。
最近多いのは、動物病院がとにかく嫌いでいくだけでストレスになってしまうケース。また、保護犬として迎えられた犬の場合、過去に過酷な経験をしているためにストレスで体のバランスが崩れ、それが継続しているケースも多く見られます。
このような場合、薬膳では「気の巡りをよくする食材」を取り入れることを進めています。
気の巡りをよくする食材の代表は、
- 陳皮(みかんの皮を干したもの。漢方薬の材料になる)
- 紫蘇(しそ)
です。
陳皮はパウダー状にして、犬の手作り食に利用しています、という飼い主さんも多いです。また、紫蘇の葉は細かく刻んでご飯に混ぜています、という方も多くいらっしゃいます。
紫蘇、陳皮はいずれも良い香りのする食材です。薬膳はこのような、すーっと爽やかな芳香を持つ食材は「気」の巡りをよくする作用があると考えています。
ストレスは人間の場合でも、過度に負荷がかかると病気の原因になると考えられているので、犬も注意が必要ですね。
今日の内容をまとめた動画セミナーをご用意していますので、ぜひ視聴して「気滞」についての理解を深めておいてください。
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